ライフ-いのちをつなぐ物語-

ライフ 観てきました。
誘われては行くけど、自分から行きたいと思って実際に映画館に足を運んだのは何年ぶりか。
earth以来かも。

earthの上空からの引きカメラワークとはまた違い、今度のは生き物の視線で撮られた大迫力の映像ばかり!

どうやったらそんなん撮れるの?!
絶対CGやろ、むしろそうであってほしい!

の連発でした。

ディズニーの映画のワンシーンみたいで、ピクサーが絡んでるんじゃないかと疑いました。
小さな小動物や昆虫にまで表情や知謀があって、
擬人主義がどうと言うけど、動物の行動を人間みたいに見立ててるのではなく、人間が動物の行動を真似てるんじゃないかと錯覚を起こしそうです。

でも全てノンフィクション。
知らない世界で知らない生き物が、全く予想もつかない生活をしていたり、私達となーんにも変わらない生き方を歩んでいたり。

それぞれの生き物の習性もすごい!!と感動したのはもちろんのこと、6年間かけてこの映像を撮り、製作した人達にも本当に驚かされました。

一頭40トンもあるクジラの群れがメスを巡って荒ぶるレースを繰り広げている中を、生身でカメラ持って一緒に泳ぐなんて、考えられません!

水牛をも食べてしまうコモドドラゴンの群れ、鋭い歯を持つハキリアリの大群の巣の中、イワシの群れを狙うカジキやイルカや鳥やらの乱戦の中。
危険と解っていてもこの神秘と感動を多くの人に伝え、作品にしたいという想い…!

写真家のスティーブ・ブルームや、グレゴリー・コルベールも信じられないと思っていましたが、BBCEARTHにも感銘です。
世の中にはすごい情熱の人達がたくさん…!

感動だけでなく、すごすぎてもう笑いを堪えるのに必死な場面も(笑)

せっかく勝ち取ったメスを放り投げるチリオオクワガタ、奇跡を起こすバシリスク、跳べない上に泳げない子泣き爺のようなコイシガエル、jumpじゃなくflyで飛ぶトビウオ。

声を殺して涙しながら爆笑してました(笑)


「生きるとは、食べる。愛する。家族をつくる。そして、守る。」

という冒頭の言葉通り、それくらいシンプルでいいものやな~と感じる映画でした。
生き物が生きているだけで本当に美しい(^^)

みんな繋がって生きてるんですよね~

感動も驚きも笑いも、たくさんの人に観てもらいたい映画だなぁと思いました。

なので、観たいけどな~と迷っているアナタ。
是非、映画館でやってるうちにあの大画面で観て下さい☆